東京で不動産営業をしていましたが、「地元に戻って働きたい」と転職先を探していてときに出合ったのが、ケイミューホームテックです。「どうせなら、今までと違った仕事に挑戦したい」と、施工管理として入社しました。
前職で、新築戸建住宅の営業をしていたので、そのときに学んだ建築の知識も少しは活かせるかなと思いましたが、売るのと建てるのではまったくの別物。営業時代の知識は1割も役に立たないことに、当初は焦りもありましたが、先輩たちに丁寧に仕事を教えてもらい、現在はハウスメーカー2社、月20~30棟の新築戸建の屋根・外壁等の施工を担当しています。
忙しいときには、工程や進捗の違う案件が複数並行にして進むので、この案件は見積を作って、こっちの案件は現場への材料搬入の手配をして……と、漏れがないように頭をフル回転して対応しなければならず、慣れるまでは大変でした。
先輩たちは、自分の仕事が忙しい中、「あの案件、どうなってる?」と私の仕事を気にして、先に声をかけてくれます。以前、私が段取りを忘れてしまったため、工期に間に合わないという状況に陥ったときにも、先輩がフォローしてくれたおかげで、何とか現場を収めることができました。
先輩たちは、「この仕事は段取りが8~9割」といいますが、実際に現場で工事をするのは職人さんたち。私たちは工程表から逆算して、材料の発注したりと、その職人さんがスムーズに工事できるようにすることが仕事です。「この工期なら今、何をしなければいけないか」――これはある程度、案件を経験しないと理解するのが難しく、まだまだ経験を積んでいるところです。先輩たちは自分の倍以上仕事をしているはずなのに、余裕があってなんでこうも違うのかと、日々先輩たちのすごさを感じています。
当社が施工する屋根や外壁は、家全体の印象を決めますので、お客様の希望に沿った色や材質など間違いがないよう、かなり気を付けて手配や管理をしています。休日に車を走らせていると、自分が関わった戸建住宅が完成して、家族が楽しげに暮らしているのを見たときには、うれしさもありますし、「あのときは大変だったな」と思い出したりすることも。逆に当社施工ではない住宅も、ついどんな作りなのか見てしまうのは、“施工管理あるある”です(笑)。
つい先日、得意先1社を新たに任され担当案件が増加しました。新しいハウスメーカーの規格や進め方を覚える必要もあり大変ですが、上長からも信頼されるようになった気がして成長を感じているところです。今後は新築だけでなく、リフォーム工事など広く建築の知識もつけ、先輩たちに少しでも追いつければと思っています。
工事を行う職方さんと現場で協力して問題点を一緒に解決していくこと多いですし、その案件に関わる人たち全員が同じ目標に向かっていく一体感が好きです。「チームでいいものを作り上げていく」ので、完成したときの達成感ややりがいも大きいです。
和やかで居心地のいい会社です。現場に行くときは、制服を着て行きますが、営業所内では服装は自由。フレックスタイム制やリモートワークも導入されているので、働き方の自由度が高いと思います。業界的には水曜日休みも多いですが、当社は土日祝休み。家族の休みに合わせられるのもいいですね。